1 太陽柱の記録  2003年12月
2 二つの太陽
こちら 2010年1月
   
 ★ 太陽柱とは、太陽光と大気中の氷の粒が織りなす現象で、冬の夕暮れや早朝の特定の
気象条件になったとき太陽から真っ直ぐ上に向かって光の柱が出来る事がある。これを「太陽
柱」または、「サンピラー」という。東海地方での発生は珍しい。!

 この日偶然にその「太陽柱」の出現に遭遇、カメラに納めることが出来ましたここに発生数
分前から時系列に従って撮った記録写真6枚を以下に掲載します。
2003年12月15日
1 冬夕焼け     名古屋市港区稲永公園にて


 真っ赤な夕焼け空に乱舞する冬の鴎が撮りたくて藤前干潟の見える稲永公園に通っていました。夕焼けがとても綺麗に輝き始めました。
  35mm f19 1/350 コニカ カラーネガ400

2003年12月15日
2 夕焼けの鴎 


その直後、ようやく一羽の鴎をファインダーに捕らえました。太陽柱発生の数分前、このとき何時もと違う雲の輝きを感じる。
 200mm f19 1/350 コニカ カラーネガ400

2003年12月15日
太陽柱の発生1〜2分前


 夕焼けの色は刻々変化します、太陽に近い雲が次第に赤く染まり輝いてきました。
 60mm f19 1/200 コニカ カラーネガ400

2003年12月15日
3 太陽柱出現 


そして、半分程雲に隠れた太陽から光が次第に上方に伸びてきた。これは珍しい「太陽柱だ!」と分かり夢中でシャッターを押しました。太陽光が火山の噴火のように上に吹き上げているように見えます。
 180mm f19 1/250 コニカ カラーネガ400
(2003年12月22日 NHK-TV名古屋「ほっとイブニング」の気象情報コーナーで上の写真を放映して、当日の気象条件及び発生理由を解説してもらいました。) 

2003年12月15日
発生2〜3分後に「太陽柱」消滅


 たまたまフィルムが最後の1枚であったため、フィルムを入れ替えた頃には殆ど消えていた、僅か2〜3分のショーでした。
 35mm f19 1/250 コニカ カラーネガ400



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